【4時限目】一括査定は悪徳ビジネスなのか?

車の一括査定 超・基本講座の4時限目です。

3時限目までは主に一括査定の仕組みについて説明しました。どちらかと言うとメリット的なことを多く伝えていましたが、この記事では少し視点を変えてみます。

実は、車の一括査定サービスに関してgoogleやyahooで検索してみると「デメリット」「うざい」「しつこい」といったマイナスイメージのキーワードと組み合わせた検索が結構な数で行われています。

車の一括査定サービスは悪徳ビジネスなのでしょうか。この観点で少し掘り下げて説明していきます。

一括査定のサービスは、事前にその仕組を理解し、情報収集をしてから申込することが上手に利用するためのポイントです。
安易に申込をすると「うざい」「しつこい」といったイメージを持ってしまう可能性も。

(忙しい方向け)この記事のポイント
・一括査定サイトと買取業者の関係がちょっと難しい
・事前に一括査定の仕組みを知らないと「こんなはずじゃなかった」が発生する
・デメリットは確かにある。が、それを上回るメリットが見いだせる
・一括査定は決して悪徳ビジネスではないが、心構えは必要

一括査定サイトと買取業者の関係がわかりにくい

一括査定サイトと買取業者の関係については、3時限目で詳しく解説しました。

車を売る場合、あなたはまず一括査定サイトに申込を行います。

しかし、その後、連絡が来るのは買取業者から。一括査定サイトの役割は見込み客の情報を買取業者に渡すまでです。

しかも、一括査定に参加している買取業者の多くは大手の買取業者です。見込客の情報が入ってきたことに対応してすぐさま連絡を取る(査定の日時調整をかける)仕組みがシステム化されていますので、申込後すぐに(本当にすぐに)電話がジャンジャン鳴るという結果が待ち受けています。

ここで、一括査定サイトで車を売る仕組みを理解していない人ならきっとこう思うでしょう。

 

なんでいきなり買取業者から連絡が来るんだよ!申込したサイトから電話が来て相談するんじゃないの?

とか

夕方に申込したのに、子供が寝る時間になっても電話が鳴りっぱなし!これじゃあまるで嫌がらせじゃない!

 

一括査定の仕組みと、申込した後の流れを理解していれば上記のような感想にはなりませんが、一括査定サービスの申込画面がさも簡単に査定できるような見映えになっているので、誤解してしまうかもしれません。

(45秒で申込完了)とか書いていますが、あくまでもそれは申込。車を売る手続きのスタートボタンを押しただけに過ぎません。

そのあとには買取業者との交渉が待ち構えています。

一括査定の申し込みは本当にすぐに完了できます。慌てず急がず事前の準備をしてから申込をするべきです。

こんなはずじゃなかった・・の悲劇(例)

一括査定は車を高く売る手段としてはとても有効です。

しかし、その仕組みや性質を理解していないとあなたに悲劇をもたらす可能性もあります。

一括査定で車を売ろうとして、実際に発生した例を挙げてみます。

(例その1:事前準備不足で高値売却に失敗)
気軽な気持ちでろくに準備もせず一括査定に申込

鬼のような電話にパニックになり、3~4社に査定予約を入れる

査定額の相場がよくわらないが、営業がしつこくて相手にするのが面倒になり、査定額が一番高かった業者にあっさり売却
例1の悲劇が起きたケースの原因は、「気軽な気持ちで一括査定に申込」です。
一括査定サイトの入り口はとても綺麗でカンタンに査定額が分かるように見えてしまいますが、申込をした後は、車の買取のプロである営業と交渉することになります。
情報量や知識では到底太刀打ちできません。それなのに、事前の準備も行わず、気軽に申し込んでしまうのは軽率な行為と言わざるを得ません。
その後、大量の電話に精神的に参ってしまい、査定予約~査定~契約と転がるように話が進んでしまい、気が付いたら車を売ってしまっていた、ということになってしまうかもしれません。
(例その2:査定額を知りたいだけだったのに・・なぜか売っていた)
今の車の査定額を知りたくなり、一括査定に申込

査定に来た営業がなかなか査定額を教えてくれない

営業から「今売らないと価値が下がる」「今売ってくれたらさらに〇〇万円上乗せする」と言われ、具体的な査定額もはっきりしない。埒があかず、時間だけが過ぎる。

営業に色々と言いくるめられてしまい、気が付いたら契約書にハンコを押していた。。

例2のケースでは、「査定額を知りたくなり、」がそもそもの間違いです。

査定額は、業者から提示された額が正しいのではなく、業者との交渉で釣り上げていくもの、と理解しておく必要があります。

業者から提示された査定額はスタートラインです。ゴールではありません。

車にあまり詳しくない方は業者が出してきた査定額を信じてしまうかもしれませんが、相手も儲けるための商売です。

例1、例2に共通するのは「営業にいいように言いくるめられてしまう」という点です。

一括査定でなくても、車を売却するなら買取業者の営業との交渉は避けられません。

予備知識なしで買取業者の営業と交渉事を進めるのは、裸で魔王に立ち向かう勇者みたいな存在です。もっと端的に言えば、絶好のカモです。

車の一括査定はツールとして正しく使うこと

車の一括査定は、その仕組みや手順を理解して申込を行えば、効率的に高値で車を売却できるツーールです。

複数の業者に一斉に連絡を取り、査定額の比較を行うことができるからです。個々の業者に連絡して交渉していくよりも圧倒的に短時間で売却まで持って行くことができます。

さらに、下取りよりも高値で売却はもちろんのこと、複数の買取業者の中でより高い値段をつけてくれた業者に売却できる優れモノです。

でも、上記の通り、「悲劇に見舞われる」リスクも考慮しておくべきです。素人の我々が業界のプロに勝てる見込みはまずありません。

しかし、トラブルに遭っている方の多くは事前準備をおろそかにしているのも事実。

くどいですが、大事なのは事前の心構えと準備です。こちらについては基礎講座のまとめとして10時限目として掲載します。

最後に

最後に、4時限目のサマリです。

4時限目のサマリ
・一括査定サイトと買取業者の関係がちょっと難しい
・事前に一括査定の仕組みを知らないと「こんなはずじゃなかった」が発生する
・デメリットは確かにある。が、それを上回るメリットが見いだせる
・一括査定は決して悪徳ビジネスではないが、心構えは必要

 

 

 

 

 

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